作りたいものは、欲しいもの。
会津木綿の風合いを今の暮らしに
猛暑の夏、極寒の冬。会津の自然は厳しい。そのただなかで暮らす人々の知恵が、丈夫な木綿平織りの会津木綿を生み出した。たっぷりとした厚みで縮みにくく、夏はさらりと風を通し、冬は保温性抜群。色とりどりの縞模様は使い込むほどに味わいを増していく。「友人に連れて行ってもらった織物工場で出会った会津木綿。その独特の色柄に魅力を感じたのが、工房を始めるきっかけでした」。以来、佐藤成美さんは自らの感性の赴くままに、さまざまなバッグや衣服、小物などを作っていく。
「作るのは、自分が好きで欲しくて使いたいもの。デザインや色合わせは、ふと頭に浮かんだインスピレーションによるものがほとんどですが、海外の方のピンタレストに触発されることも。ベースにあるテーマは、“シンプルで使いやすい”こと。会津木綿にこだわりつつも、異素材との組み合わせや時代に即したデザインなどを採り入れていきたい。その結果、『MON&MARI』らしくて、会津木綿がひきたつようなアイテムづくりができたらいいですね」。
会津木綿手づくり工房 MON&MARI
住所:福島県南会津郡南会津町古町字中川原1170-11
TEL:080-3085-8613
定休日:不定休
営業時間:10:00~16:00 (冬期間10:30~15:30)
P:2台分 (冬期間閉鎖)
アクセス:会津鉄道 田島駅より車で約35分
HP
https://monmari.business.site/
Instagram
https://www.instagram.com/aizu_cotton_monandmari/